ニュースレター作成の裏側 [1]:コンセプトとデザイン〜SendGridの事例から〜

ニュースレター作成の裏側 [1]:コンセプトとデザイン〜SendGridの事例から〜

この記事は How to Make an Email Newsletter: Behind The SendGrid Scoopの抄訳です。

SendGridでは、ユーザ向け(※)に「The SendGrid Scoop」(以下、Scoop)というニュースレターを配信しています。今回、Scoopの制作裏話を四部構成でお届けすることになりました。このシリーズでは、Scoopの配信経験から学んだ知見や経験を紹介していきます。

SendGrid社から直接アカウントを取得したユーザに限ります。

第一弾は「コンセプト」と「デザイン」

第一弾は、コンセプトとデザインに関してです。このブログをお読みの皆様は、デザインやコンテンツの選出、指標の測定などの具体的な話に興味があるかと思いますが、それらは本記事の後半および第二弾以降でご紹介します。まずはScoopを作成した理由と最初に気をつけたことなど、コンセプトに関わるものからお話しいたします。

コンセプト

ある時、アカウントを取得したばかりのユーザとは定期的なコミュニケーションが取れているのに対し、既存ユーザとは取れていないということに気がつきました。そこで、この状況を改善するために次のような内容のニュースレターを配信することにしました。

  • 業界ニュースやトレンド
  • プロダクトのアップデート情報
  • ブログやベストプラクティスなどのコンテンツ

ニュースレターは本来、プロモーションのためではなく、受け手にとって有用な情報を提供すべきものです。それに加えて、ユーザが可能な限りメール送信で成功を収めるよう導くことがSendGridとしての義務であると考えたため、このような内容にしました。

目的が決まり、次は配信頻度の検討です。私たちは、ユーザの時間に配慮しエンゲージメントを保つためには四半期ごとの頻度で十分だろうということで合意しました。

目的と配信頻度が固まり、次はいよいよデザインです。誰もが綺麗で、洗練されていて、魅力的なテンプレートを作成したいと思うでしょう。しかし、特にメールマーケティングを始めたばかりの人にとってはとっつきにくい部分ではないでしょうか。でもご安心ください。SendGridのようなESPでは簡単に利用できるデザインツールを提供しています。それらを利用すればメール作成の担当者を確保したりHTMLを書いたりする必要はありません。

Scoopの作成/配信にあたっては、社内のデザイン/開発チームとともにSendGridのマーケティングキャンペーン機能(※)を活用しました。

※SendGridのアカウントをお持ちの方は、是非この機能をお試しください。整ったレイアウトのテンプレートをドラッグ&ドロップエディタで作成したり、既存のテンプレートの色やテキスト、画像などをカスタマイズしたりできます。

デザインの段階へと進む準備は整いましたか?それでは、これからご紹介するtipsやアドバイスを参考に、素晴らしいテンプレートを作成しましょう!

デザイン

実際のScoopのデザイン

実際のScoopのデザイン

モジュール化したテンプレートを利用する

Scoopのために、様々なケースに柔軟に対応できるマスターテンプレートを作成しました。このモジュール化されたテンプレートを利用すると、コンテンツの数や量に応じて変わるレイアウトを都度作成する必要がなくなり、一貫した素晴らしいデザインを保つことができます。

メールマーケティングに慣れていなかったり、HTMLを作成するリソースが無い場合、もしくは単にテンプレートを手早く簡単に変えたいと考えている場合は、モジュール化されたテンプレートを利用するのが合理的です。こちらから無料のメールテンプレートをダウンロードしてください。SendGridのアカウントをお持ちの場合は、ログイン後のメニューで「Marketing Campaign > templates」を選択すればより多くのテンプレートを利用することができます。

ブランドを印象づけるデザインにする

とりわけヘッダー画像は重要ですが、本文やフッターも重要です。Scoopではヘッダーとフッターにロゴをいれることで、ブランドを印象づけています。そうすることで、受信者は差出人をすぐに識別できメールの内容を予測することができます。

画像は、コピーの補足として使用する

画像はマーケターにとって強力なツールですが、メールのデザインを画像任せにするのは危険です。画像はメール全体の20~30%が良いと言われていますが、扱うビジネスや受信者の属性、コンテンツなどで変わってくるので、テストをしてどれくらいの割合が適しているか確かめましょう。

必ずレスポンシブデザインにする

モバイル対応のレスポンシブデザインのテンプレートは、特にニュースレターの送信では非常に重要です。SendGridのマーケティングキャンペーン機能では、モバイルデバイスでの表示も含め送信前に意図したとおりに表示されるかを確認できます。

デザインの要素を可能な限りテストする

将来のデザインを決める際の根拠にもなるので、デザインのテストは継続して行っていきましょう。テストにおすすめな項目は、例えばこのようなものがあります。

  • 画像の配置場所と数
  • CTAの配置場所とスタイル
  • カラムの数

これらのtipsを用いれば、ニュースレターを作成したりテンプレートをデザインしたりする時に、適切な方法で始めることができます。メールマーケティングについてもっと知りたい方には、SendGridのExpert’s Guide to Email Marketing(英語)がおすすめです。

第二弾ではコンテンツについて取り上げます。どうぞお楽しみに!

参考