マーケティングキャンペーン機能を触ってみよう!

12月6日にリリースした新しいマーケティングキャンペーン機能、みなさん、もうお試しいただけましたか??「早速試してみたよ!」という方がいらっしゃる一方、既存のマーケティングメール機能も引き続き利用可能なため、「まだ試してない!」という方、「そもそも新しいマーケティングキャンペーン機能での送信方法がイマイチわからない!」といった方もいらっしゃるかもしれません。

そこで本日は、マーケティングキャンペーン機能でメールを送信するまでの流れをチュートリアル形式でご紹介したいと思います。とても手軽にマーケティングメールを送信できることを体験いただけると思いますので、是非、実際に試してみてください!

なお、マーケティングキャンペーン機能は、宛先(Contacts)の数によって追加料金が発生します(送信通数には関係ありません)。宛先の数が2000件以下であれば無料でご利用でき、Freeプランでも利用可能です。

マーケティングキャンペーン機能のメニュー

はじめに、Webポータルのメニューから「Marketing」を選択してください。下図の赤枠部分が「Marketing Campaigns」のメニューとなります。

マーケティングキャンペーン機能のメニュー
SendGridでは、初めてマーケティングキャンペーン機能を利用する方のために「Tour」メニューを設けています。今回はこの「Tour」に沿って、マーケティングメールを作成していきます。

マーケティングキャンペーン機能Tourメニュー
「Tour」メニューをクリックすると、「Welcome to SendGrid Marketing Campaings」と表示されたページが表示されます。

Welcome to SendGrid Marketing Campaings
ページの下に、キャンペーンメール送信までの各ステップが表示されています。なんと、たったの4ステップです!

  • ステップ1 差出人情報の作成(Create Sender Identify)
  • ステップ2 宛先のアップロード(Upload Contacts)
  • ステップ3 配信停止グループの設定(Set Up Your Unsubscribe Groups)
  • ステップ4 キャンペーンの作成(Create your Campaign)

それでは早速、触っていきましょう。

ステップ1 差出人情報の作成

まずはじめに、差出人情報(Sender)の作成です。「Create New Sender」のボタンを押します。

Step1 Create Sender Identify

Sender Managementのページが表示されます。「Create New Sender」ボタンを押します。

Sender Managementページ

差出人情報を入力するパネルが表示されるので、情報を入力していきます。

差出人情報入力パネル
現状、住所の部分は入力順序がアメリカ式ですが、ご了承ください。また、Countryで「Japan」を選択した場合でもStateの中身は変わらないため、Stateのまま進めます。入力が完了したらパネル右上の「Save」ボタンを押して保存します。

保存が成功すると、以下のように一覧へ追加されます。この時点では、一覧の「VERIFIED」カラムをみると「×」マークが表示されており、まだ差出人情報として認証が完了していない状態となります。

差出人情報認証未完了
SendGridから「Please Verify Your Sender Identity」というタイトルのメールが登録した送信元のメールアドレスに届くので、「Verify Sender Identity」ボタンを押して認証を完了してください。

Please Verify Your Sender Identityメール
手間に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは迷惑メールを規制する法律に則ってメールを送信するための大事なセキュリティ機能となります。

認証が完了すると「VERIFIED」がチェックマークとなり、差出人として利用することができるようになります。

差出人情報認証完了
認証リンクの有効期間は、48時間となっています。期限を過ぎた場合など、確認メールを再送したい場合は「ACTIONS」のメニューから「Resend Verification」をクリックしてください。

Resend Verification
認証された差出人情報の作成が完了したら、「Tour」メニューに戻りましょう。「Complete」と表示され、ステップ1が完了となります。

Step1 Create Sender Identify Finished

ステップ2 宛先のアップロード

次にメールの宛先リストをアップロードします。ステップ2の「Upload Contacts」ボタンを押してください。

12
Contact Lists&Segmentsのページが表示されます。

Contact Lists&Segmentsのページ

「Add List or Segment」ボタンを押すと、「Upload CSV」「Manual Add」「New Segment」の3つのメニューが表示されます。

Add List or Segmentボタン
今回は「Upload CSV」で進めていきます。なお、「Manual Add」は手動で1件ずつ宛先を追加、「New Segment」はセグメントを作成するものです。セグメントの作成についてはこちらを参照してください。

ここで、アップロードする宛先リストのCSVファイルを準備します。こちらにあるCSVファイルをダウンロードして、テキストエディタで開いてみてください。

example csv
宛先のメールアドレスに加えて、年齢、出身国、好きな色、登録日などの属性情報が並んでいます。このファイルをベースに、実際にテスト送信可能な自分のメールアドレスなどへ書き換えてください。現在、CSVファイルの1行目にあるヘッダ部分では日本語が使えなかったり、日付の形式はアメリカ式(MM/DD/YYYYなど)であったり、いくつか制約がありますが、宛先データ内では日本語が利用可能です。

csv
なお、アップロードするCSVファイルの文字コードはUTF-8である必要があります。UTF-8で保存する方法は、ご利用されているエディタによって異なりますので、ご確認ください。CSVファイルの編集はExcelを利用される方が多いと思いますが、Excelの文字コードはShift_JISなので文字化けなどにご注意ください。

文字コードをUTF-8へ
CSVファイルの準備ができたら実際にアップロードを試してみましょう。Contact Lists&Segmentsのページの「Add List or Segment」ボタンを押して、「Upload CSV」を選びます。すると「Add New」パネルが表示されます。

Add Newパネル
「+Add to New List」をクリックして、新しい宛先リストを作成します。

Add to New List
ここではリストの名称を「サンプルキャンペーンのリスト」とします。

Add to New List2
さきほど準備したCSVファイルを「Drag and drop your CSV here」のエリアへドラッグ&ドロップするか、「or select from your computer」のリンクをクリックしてファイル選択ダイアログからCSVファイルを選択してください。

Drag and drop your CSV here
アップロード処理が始まります。

Wait Upload CSV
しばらくすると、アップロードしたデータが表示されます。

アップロードデータ1

アップロードデータ2
よくみると、Email以外は「New Text Field」というプルダウンと2行表示となっています。宛先が元々デフォルトで持っている属性情報はメールアドレスと姓、名の3つのみです。それ以外の属性情報を追加する場合、カスタムフィールドを作成する必要があります。CSVアップロードを利用すると、マッピングできない属性情報は自動的にカスタムフィールドと認識して生成しようとするため、このような表示となります。

カスタムフィールドのデータ型を選択します。ageは数値なのでnumber field、registration_dateは日付なのでdate fieldを選択します。今回のチュートリアルではtext fieldとしても特に問題はないですが、データ型を適切に設定しておくと、セグメントを作成する際などの条件として利用する際に便利です。

カスタムフィールド
データ型の設定が完了したら「Save」ボタンで保存してください。保存が完了すると、リストが追加され、宛先リストが一覧に表示されます。CONTACTSの数字が表示されない場合などは、少し時間を置いて画面をリロードしてみてください。

宛先リストのアップロード完了
宛先リストのアップロードが完了すると、SendGridより「「We’ve Finished Processing Your SendGrid Contact Upload!」」というタイトルのメールが届きます。

We've Finished Processing Your SendGrid Contact Upload!
以上で宛先リストのアップロードが完了です。もし、アップロードがうまくいかない場合は、こちらを参照してください。

再び「Tour」メニューに戻り、「Complete」が表示されていることを確認して、ステップ3へ進みます。

ステップ3 配信停止グループの設定

続けて配信停止グループの設定を行います。Tourの「Set Up Unsubscribe Groups」ボタンを押してください。

Step3 Set Up Your Unsubscribe Groups
Unsubscribe Groupsのページが表示されたら「Create New Group」ボタンでグループの作成に進みます。

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配信停止グループは非常にシンプルで、グループ名と、このグループに対する説明を入力するだけです。配信停止グループは、複数のキャンペーンで共有することもできますし、キャンペーンごとに分けることもできます。

配信停止グループの作成
「Make a default group」のチェックボックスにチェックすると、受信したメールで購読停止グループを選択した際、下図のようにデフォルトで表示されるリストに追加されて表示されます。詳しくはこちらを参照してください。

Make a default groupにチェックをした場合
入力が完了したら「Save」ボタンで保存します。一覧に追加されれば完了です。

配信停止グループの作成完了
今までと同様に、「Tour」メニューに戻り、「Complete」が表示されていることを確認します。

ステップ4 キャンペーンの作成

ここまででキャンペーン送信に必要なデータは揃いました。いよいよ、メールの中身を作成します。「Create New Campaign」ボタンを押してください。

Step4 Create your Campaign
Campaignsページが表示されたら「Create Campaign」ボタンを押します。

Campaignsページ
Create a Campaignのパネルが表示されます。マーケティングキャンペーン機能ではメールテンプレートから作成するか、HTMLを記述するか選ぶことができます。

Create a Campaignパネル
今回はテンプレートを利用して作成していきます。デフォルトではSendGridがあらかじめ用意した9つのテンプレート(すべてレスポンシブなテンプレートです)を選ぶことができます。このテンプレートを変更したものを、さらにテンプレートとして再利用したり、HTMLで記述したメールからテンプレートを作成する、など、テンプレートは柔軟に増やすことができるようになっています。

今回はSendGridが用意したテンプレートから「UNDERWOOD BLUE」を選んでみました。「Continue」ボタンを押すと、エディタ(ビルダーと呼ばれることもあります)が表示されます。

テンプレートUNDERWOOD BLUE選択

エディタ
エディタでは、タグの埋め込みやA/Bテスト、スケジュール送信など多くの設定・機能があるため、今回はキャンペーンメール送信に必要な最低限の説明のみ抜粋した形とさせていただきます。画面左の「Settings」タブの「CAMPAIGN SETTINGS」内で

  • 差出人の選択(From Sender)
  • メールのタイトル入力(Email Subject)
  • (任意)プリヘッダー入力(Emal Preheader)
  • (任意)カテゴリ入力(Categories)

CAMPAIGN SETTINGS
「RECIPIENTS」内で

  • 配信停止グループの選択(Unsubscribe Group)

を行います。ここまで入力したら、キャンペーンのテスト送信をしてみましょう。「Send Test Email」にテスト送信先のメールアドレスを入力して「Send」ボタンを押します。これだけで、テンプレートそのままのキャンペーンメールがテスト送信されます。

RECIPIENTS
届いたメールを確認します。テスト送信なので、件名に「Test -」と自動で付きます。

届いたテストメール
テスト送信が確認できたら「Lists/Segments to Send To」のプルダウンから事前に作成したサンプルキャンペーンのリストを選択してください。

Lists/Segments to Send To
せっかくなので、少しだけテンプレートを編集してみます。これ以降は自由に操作していただいても構いません。本ブログでは、ボタンを追加して、指定したURLを開くような機能を追加してみます。「Build」タブの「ADD MODULES」から「BUTTON」を選択して、下図のようにドラッグ&ドロップしてください。

ADD MODULES
するとボタンが下図のように配置されます。

BUTTON配置
このボタンを選択すると、「MODULE STYLES」にボタンの属性情報が表示されます。

BUTTONの属性情報
Button Textでボタン名を変更し、Button URLにボタンをクリックした際に表示するサイトのURLを入力してください。ここではAlignmentを左寄せにしたり、Border Radiusを変えてボタンの丸みを大きくしたりしています。

BUTTONの属性情報を変更
配置したボタンと画像の位置が近いので、「ADD MODULES」から「SPACE」を選んでボタンの下に置きます。

SPACEの追加
今回はこれで完成としますが、その他、内容を変えたり、別のモジュールを追加したり、色々試してみてください。

キャンペーンメールの作成完了
なお、画面上部にあるスマートフォンのアイコンをクリックすると、モバイルでのデザインがプレビュー表示されます。

モバイルビュー
SendGridが用意しているテンプレートはレスポンシブ対応しているため、下図のようにモバイルでも綺麗な表示となります。

モバイルプレビュー
最後に「Send」ボタンでキャンペーンを送信します。

キャンペーンメール送信
キャンペーンの一覧が表示され、ステータスなどが表示されます。ここでは「SCHEDULED」と表示されていますが、リロードするとステータスが変わります。

マーケティングキャンペーン機能の統計情報
届いたメールを実際に開いたり、追加したボタンを押してリンク先ページを開いた後に再度みると、開封率やクリック率などが変わっていることを確認できます。

マーケティングキャンペーン機能の統計情報2

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回は、SendGridのTourに沿ってキャンペーンメールを作成しましたが、実際には自由な手順で操作することが可能です。(たとえば、先にリストの作成して、その後に差出人情報を作成する、など)

マーケティングキャンペーン機能は、宛先の数が2000件以下であれば、無料(ただし、基本使用料に関わる通数は送った分だけ通常のトランザクションメール同様に減ります)なので、是非色々と試してみてください!