Send With Confidence Tokyo 2018(秋) 開催レポート
- 2018年11月9日
- by 関口 敬子
- Category: イベント・セミナー
SendGridサポート&マーケティング担当の関口です。
だいぶ日が経ってしまいましたが、2018年10月23日(火) セルリアンタワー東急ホテルにて、第3回 Send With Confidence Tokyo を開催したのでレポートします!
Send With Confidence は米国SendGrid社が世界各地で開催しているイベントなのですが、ご好評により前回の開催からわずか5ヶ月でまた東京開催を実現することができました。ありがとうございました。
過去2回の会場はTECHPLAYでしたが、今回は弊社の別イベント(KKE Vision 2018)の開催に合わせて東急ホテルさんでの開催となりました。
なお、当日の発表資料については残念ながら今回も非公開ということなので、詳細が気になる方は次回の開催をお待ちください!(※開催時はDoorkeeperでご案内します)
株式会社構造計画研究所 SendGridエバンジェリスト 中井 勘介
まず最初は弊社SendGridエバンジェリストの中井から、以下のようなトピックに触れました。マーケティングツールとして注目の集まっているメールですが、その重要性はますます高くなっていきそうです。
- メールの利用者は今後も増え続ける
- 世界中で送信されているメールの量は2017年時点で2,690億通/日、2021年には3,196億通/日へと増加する見込み
- 数ある連絡手段のうち、消費者が最も好むのはメール
- 世界で最も普及しているデジタルIDとしての側面
- 非常に高いROI(1ドルの投資で約40ドルのリターン)
- 受信ボックスに確実にメールを届けることの難しさ
魅力的なメールの作り方 / SendGrid社 Carly Brantz
SendGrid社のマーケティング責任者であるCarlyからは、メールを「魅力的」なものにするためのセオリーや、メールの実例をご紹介しました。
件名
- 開封率を左右する重要ファクター
- 件名で興味をひくためには?
- 件名のベストな長さは?
- 絵文字を使うことのメリット/デメリット
- 件名に宛名を入れると開封率が上がる?
- 宛名を入れただけでは効果はなく、もっと深いパーソナライゼーションが必要
コンテンツ
- 全体的なトーンを揃える
- ユーモラスなトーンも良いが、度が過ぎて下品になったり、一部の不興をかうようなものになってはいけない
- 画像が、本文の内容やリンク先のイメージに即しているか
セグメンテーション
- 受信者のデモグラフィック(性別、年齢、居住地など)や行動(過去メールのクリックの有無、購入アイテム、閲覧ページなど)でセグメント化
- 対象に合わせた質の高いメールを送る
- 通数が少ない方が開封率やクリック率は上がる
A/Bテスト
- 配信時刻、件名の長さ、絵文字の有無、画像の量、デザインなど
- メール本文中に大きな見出し文字を追加しただけで、クリックスルー率が5%上がったという事例も
重要なのは、受信者のことを第一に考え、価値を提供し、信頼関係を構築することです。開封してもらえないということは十分な価値を提供できていないということなので、戦略を見直しましょう。
なぜ今メールが重要なのか / SendGrid社 Len Shneyder
メールに関するベストプラクティスの普及活動やソートリーダーシップを担当しているLenからは、SendGridの始まりからメールのベストプラクティスまで、多岐にわたる内容をご紹介しました。
クラウド型メール配信サービス「SendGrid」の始まり
- メールを安全かつスケーラブルに送信するため9年前に設立し、現在は1日で数十億通のメールを送信するまでに成長
メールのこれまでとこれから
- 1971年:最初のメールが送信される
- 1978年:スパムメールの誕生
- 1993年:ウェブメールの開始
- 今では2,690億通以上のメールが1日で送信され、メールユーザは3.7億人
- 平均所有数は1.75アカウント/人だそうですが、会場内にはメールアドレスを15個以上持っているという方も
- 今後はZ世代もメールを使い始め、利用者はさらに増える
メールに関するベストプラクティス
- クロスプラットフォーム対応、特にスマホ対応
- A/Bテストがとにかく重要
- CSS3+HTML5によってメールはよりインタラクティブに
- 事例として紹介されていたのは某ECサイトのメールで、メール本文中の操作でショッピングカートへの商品の追加ができるというものでした。これがあれば買い物の煩わしさを軽減できますね!(それにしても、このメールをどうやって実現しているのか気になります)
- パーソナライゼーションする
- プリヘッダを活用する
- CTAの数を絞る
- その地域の生活習慣や法律への対応
メールを届けることは難しい
- メールの仕組みは複雑で、意図した通り届いているのは80%
- レピュテーション(送信元の信頼度)という概念
- 信頼度を上げる行為、下げる行為
セッションでは実例の紹介も多く、具体的な改善方法が見えたという方も多いのではないでしょうか?ぜひ実践してみていただければと思います。
事例紹介 / SendGrid社 Brian Albers
最後はBrianから、Booking.comやTestingMom.comなどいくつかの導入事例をご紹介しました。
例えば、幼稚園〜中学生向けの試験対策に関連するサービスを提供しているTestingMom.comでは、各学年に合わせた情報をタイムリーに送れるようSendGridで動的セグメンテーションを実装しました。これにより、開封率は17%UPし、購読停止をする人の割合は96%も減ったそうです。
Happy Hour
セッション後はHappy Hourと称して懇親会を。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
この調子で、また近いうちに開催できればと思います。興味のある方はDoorkeeperのチェックをお忘れなく!
(※SendGridコミュニティのメンバー登録がオススメです。イベントやセミナーの開催時にメールでご案内します。)