メール界のスーパーヒーロー!年度目標を達成するために今すぐできる8つのこと

メール界のスーパーヒーロー!年度目標を達成するために今すぐできる8つのこと

この記事は Be an Email Superhero: 8 Ways to Beat Your 2018 Email Goals Right Now の抄訳です。

メール業務のマネージャー職なんて報われない仕事だよな、と感じる人もいるでしょう。ISP側のフィルタ変更、新しい法律、エンゲージメント低下への対応など、絶え間なく続く問題にすべて対応しようとすると、スーパーヒーロー並みの能力が必要になるのではないでしょうか。

本当に、メールキャンペーンの作成に携わる人はみんな隠れたスーパーヒーローだと思います。山ほどタスクを抱えて大きな期待にも応えているあなたは、我々から見ればもはやスーパーウーマンであり、バットマンであり、ハルクです。

特にメール送信の多い年度末の時期。年度目標を達成できるかどうかは第4四半期のメールキャンペーンにかかっています。

というわけで、今回はすぐに実施できる8つのTipsを集めました。これらはきっと、エンゲージメントの向上、メール本文やデザインの調整、そして今年度の目標達成のお役に立つでしょう。

あなたの素晴らしいメールパワーに、ほんの少しエネルギーをチャージできれば幸いです。

1. 件名の長さと絵文字

米国の話ではありますが、1年で最もメールが多いのはブラックフライデーとサイバーマンデーです。特に何十億通という規模のメールを送信する者にとっては、大規模なメール配信のデータを取得できる貴重な機会であり、きちんと宛先に届けた上で他のメールよりも目立たなくてはならない、とても重要な日です。

SendGridでは2017年のブラックフライデーとサイバーマンデーに送信されたメールの件名を分析しました。そこで分かったことは、件名の長さで最も多いのは7語で、エンゲージメントが最も高いのは4語の件名だということです。

ブラックフライデーとサイバーマンデーに送信されたメールの件名の分析

件名の長さで最も多いのは7語

絵文字についてはどうでしょうか?入れたままでも良いと思いますが、できれば件名で絵文字を使う前にプリヘッダでテストしてみるのが良いでしょう。

絵文字について

絵文字入りの件名の方がエンゲージメントが低い

こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

ブラックフライデーとサイバーマンデーのデータ (2017年版)

2. 成功するメールキャンペーンを作成するために

こちらのガイド Beginner’s Guide For Email Marketing In 2018 をチェックしてください。そして、最初から順番に実施しましょう。

メールのコピー作成のコツから、テンプレートのデザイン、Statsの計測など、チェックリストとしてご活用ください。

3. エンゲージメント指標を味方にする

エンゲージメント指標をうまく使いましょう!年度末が近づいてきたら、四半期や年度でのエンゲージメント指標を記録しておき、それに応じて第4四半期の目標を設定してください。そのためには受信者の行動を詳細に把握することが肝要です。

しかし、自身のエンゲージメント指標が「良好」かどうかについてはどうやって判断すれば良いのでしょうか?同業他社と比べてどうなのか、知りたいですよね(こういった情報を把握しておくと上司への報告時にも使えます)。SendGridでは、17業種における10万を超えるお客様が送信した、500億通以上のメールからベンチマークを測定しました。開封率、クリック率、到達率、デバイス情報といったものが載っているので、メールプログラムの改善にお役立てください。

SendGrid’s 2018 Global Email Benchmark Report

Average Statistics for All Industries in 2018

全業種の平均(2018年):モバイル 55.6%、平均開封率18%、平均クリック率2%

4. GDPR (General Data Protection Regulation) の復習

2018年にマーケターが最もよく口にした4文字は、“GDPR” かもしれません。新しいメールアドレスをリストに追加する際の同意がいかに重要で、リストの情報を常に最新にしエンゲージメントを高く保つことがどれほど欠かせないことなのか、理解を深めることができました。しかし、GDPRへの対応はこれからも継続していかなければなりません。

同意の記録は常に残しておきましょう。GDPRは同意を得たら終わりではなく、同意の記録を常に最新にしておく必要があります。

GDPRを遵守できているか確認したい、分からないことがある、といった場合は、General Data Protection Regulationをチェックしてみてください。

これを紙に印刷して重要なところに蛍光ペンを入れれば、年度の終わりに向けたTODOリストのできあがりです。

5. Gmailの更新情報

コンテンツやデザインを可能な限り最適化しようと思ったら、ISPの更新情報を定期的にチェックすることも必要です。

2018年、Gmailでは多くの変更がありました。受信ボックス内でのインタラクティブな反応を可能にする「Google Amp for Email」の告知は、特に開発者の関心を集めました。(これによってメールの未来がどうなるか、SendGridのVP of Industry Relationsのブログもチェックしてみてください → Google AMP In Email: Where We are Now And a Brief History of Interactive Email

一方、マーケターにとって要チェックなのは「受信者のエンゲージメントが最優先」ということでしょう。2018年4月、Gmailはいくつかの新機能をリリースしました。これらは、エンゲージメントが低いメールの配信停止を受信者に促す(配信停止を強調する)、非常に強力な機能です。

重要なメールを送信する前に、Gmailの挙動をおさらいして万全の準備で臨みましょう!

Gmailのアップデートに合わせてマーケターが行うべきこと

6. 真似をする

次のメールキャンペーンのアイデアをお探しですか?もしくは、新しい要素を少しだけ取り入れたいと思っていますか?(テストもせずにいきなり大きく変更するようなことは避けてください。エンゲージメントによる恩恵に与りたいのであれば、年度末は全力を尽くしましょう。)

“Imitation is the sincerest form of flattery.(模倣は最大の賛辞)” ということわざもありますし、他のメールを参考にしてみるのはいかがでしょうか?

Top Email Marketing Examples of 2018

7. 画像の見直し

外見で中身を判断してはならない、とは言いますが、画像でメールを判断している受信者は多いのではないでしょうか。あなたが最後に画像ライブラリを更新したのはいつですか?

以下のブログ記事では20以上の無料画像サイトを集めました。そして、社内にデザイナーがいなくても画像をワンランクアップできるTipsをご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

マーケティングメールで使える!画像素材サイト19選(2018年版)

8. コピーライティングのTips

人の心をつかむコピーを書く技術、というものは確かに存在します。毎月、毎週、時には毎日コピーを書いている人なら、きっとスーパーヒーロー並みの実力がついていることでしょう。とはいえ、最高のコピーライターであってもなかなか書けないことはあります。

ということで、SendGridではこの問題に立ち向かいました。永久保存版です!ぜひブックマークしてください。

Awesome Email Copywriting: A How To (With Examples)

まとめ

年度末のメールキャンペーンに向けた準備や調整のため、これらのリソースをお役立ていただければ幸いです。目標達成は困難かもしれませんが、成果を出すために必要な専門知識とデータをあなたはすでに持っているということを忘れないでください。そして、もしその道中で助けが必要になったら、SendGridサポートのことを思い出してください。Expert Service Teamがいつでもあなたをサポートします。

SendGridのマーケティングメールやトランザクションメールの機能を余すところなくテストしたいと思ったら、無料トライアルをぜひお試しください!

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