メールプログラムのベンチマークとレポートを作成しよう

メールプログラムのベンチマークとレポートを作成しよう

この記事は How to Set Up Benchmarks and Reporting for Your Email Program の抄訳です。

メールマーケターは、「今回のキャンペーンメールの開封率はどうだった?」「そのメールの件名はどうやって決めたの?」といった質問を頻繁に受けていることでしょう。

ですが、答えはたいてい質問者が思うより複雑です。このような質問に正確に答えるには、同一の条件下で比較した信頼のおける記録を参照すべきです。

まずは、過去の類似キャンペーンと比較しましょう。過去のデータは、同タイプのキャンペーンにおける「基準」となるベンチマークを作成する材料となります。そして、そのベンチマークを参考にすれば、基準からの差異が出た時に気づくことができるのです。

何から始めればいいですか?

ビジネスにもよりますが、メールパフォーマンスの測定とベンチマーク作成を始めるには、以下のような、一貫性がある、または大量に送信するメールが良いでしょう。

どの測定においても、繰り返し行い、失敗事例だけではなく成功事例も確認することが重要です。開封率などの統計情報に注意を払っていると、スムーズなメール配信のために注目すべき指標に気づくことができます。また、常に同じメールエンゲージメント指標を測定することで、パフォーマンスを向上させることもできますよ。

まずは以下の指標から検討してみてはいかがでしょう。

SendGridのベンチマークレポートでは、業界別の平均値やパフォーマンスを紹介しています。ぜひチェックしてください!

統計情報はどこから取得できますか?

メールサービスプロバイダー(ESP)によっては、メールキャンペーンのパフォーマンスやレポートを表示するオプションを備えている場合があります。手動で統計情報を取得するととても手間がかかりますが、このオプションを使えば自動で取得できるのです。

取得方法(手動/自動)にかかわらず、一定のペースを守って統計を取り続けることで、メールプログラムの状態が把握できますよ。

というわけで、チームメイトや上司からの質問の件に戻りましょう。

上司「なぜその件名にしたのかね?」
あなた「ここ数か月間においては、そのタイプのキャンペーンの受信者には短くて楽観的な言葉を使ったほうが反響があることがわかったからです。」

マーケターの仕事がデータドリブンになるにつれ、指標やベンチマークはますます重要になっています。他社のメールプログラムと比較してみたい場合、最新のメールベンチマークレポートであなたの業界をチェックしてみてください。結果はどうでしたか?

The SendGrid Scoop(SendGridが月次で送信しているニュースレター)のようなキャンペーンレポートの測定方法、レポート方法に関しては、こちらをご覧ください。

Happy sending!

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