IDCフロンティア様、はてな様とSaaSによる開発・運用効率化セミナーを開催しました
- 2015年11月6日
- by 中井 勘介
- Category: イベント・セミナー
SendGridエバンジェリストの中井です。
先日以下のセミナーを開催しましたので概要を報告します。
(限定30名) Mackerel×Sendgridのエバンジェリストが伝授!SaaSによる開発・運用効率化セミナー
今回は、IDCフロンティア様、はてな様との共同開催で、それぞれの提供するサービスやその活用方法についてご紹介しました。
はてな様提供のMackerelもSendGridも、パートナーとしてIDCFクラウドから簡単にご利用いただけます(しかも両方共特別プラン!)。
IDCフロンティア様、はてな様の発表
IDCフロンティア様からは、IDCFクラウドの新しいサービスであるDNSとコンテンツキャッシュを利用して安価で可用性が高いコンテンツ高速配信についてのご紹介がありました。
他のサービスと比較したIDCFクラウドの特徴、強みについて参加者の方からも質問があり興味の高さが伺えました。
はてな様からは、パフォーマンス管理サービス「Mackerel(マカレル)」の概要および便利な使い方のご紹介がありました。最近色々なところで導入事例を耳にするMackerelさんですが、実はメール送信部分はSendGridをお使いいただいています。
SendGridの発表
これまで多くの場所でSendGridに関する発表をしてきましたが、メールを正しく届けるには色々なノウハウが必要で簡単ではないということは、まだまだ知られていません。
例えば、
- とりあえずSPFレコードだけ作っとけばいいだろう
- 毎回宛先リスト全体に一気に送信で、リストのクリーニングはしていない
- 大量にIPアドレスを用意して届くまで送り続ける
という方も多いのではないでしょうか。
こういう送り方は実はメールが突然届かなくなるというリスクを抱えています。最近ではGoogle AppsやOffice365といったグローバルなサービスを利用している企業も増えておりそのリスクはますます大きくなってきています。
また、
- 送信に時間がかかりすぎるから、送信用に大量のサーバを用意している
- バウンスメールへの対処に四苦八苦している
ということも多いと思います。本業に直結せず面倒な作業なのに、運用上やらざるを得ないのが難しいところですね。
こういった到達性を高めるための施策や、運用コストの低減を、SendGridで簡単に実現できること、さらに一歩進んでただ単にSendGridを活用して運用を楽にするだけだなく、マーケティングにメールを有効活用することの重要性についてもご紹介しました。
発表後には多くの方から、「まさにリスクのある方法で送ってます・・・」「早速試して社内で提案してみます」といった声をいただくことができました。
最後に
もちろんSaaSを使えばなんでも解決できるわけではなく、状況に応じて適切なサービスを使いこなせるかどうかが今後鍵になってきます。幸い多くのサービスは無料から始めることができますので、どんどん試してメリットを味わってみてください。
Happy Sending!!