Gmail/MicrosoftのDMARC設定が年内に変更されます

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以前、GmailのDMARC設定が変更になることををお知らせしましたが、予告されていた6月になっても変更されず、実施時期が変更になったようです。
また同様にMicrosoftのメールサービスでも変更が予定されているようなので、そちらについてもお知らせします。

DMARCについておさらい

まずはDMARCのベースとなる認証技術である、SPF、DKIMについて簡単に説明するとそれぞれ、

  • SPF: 送信元ドメインが許可したIPアドレスからメールが送られていることを確認するためのもの
  • DKIM: 送信経路の途中で改ざんされていないかを確認するためのもの

とまとめることができます。

DMARCはそれらの結果に基づいて、Gmail, Yahoo!等のメールボックスプロバイダーが受信するかどうかを判断するための仕組みです。(詳細は後述の参考記事をご確認ください)

GmailとMicrosoftの変更内容および影響範囲

もしDMARCの設定を、p=”reject”と厳しい設定にすると、認証を受けていない第三者がそのドメインを利用してメールを送信することができなくなります。
今回、GmailとMicrosoftが実施する変更はまさにこの設定で、外部のサービス等を使用してFromアドレスに@gmail.comを指定して送信すると、DMARCを採用しているしている受信者からは受信を拒否されるようになります。

当初、この変更をGoogleは6月に実施するとしていましたが、今年中への変更と延期になったようです。Microsoftも同様に年内に設定を変更するようです。

この変更により、

  • Gmail以外からは”@gmail.com”を使用してメールを送ることができなくなる
  • Microsoft以外からは以下のアドレスを使用してメールを送ることができなくなる
    • “@hotmail.com”
    • “@outlook.com”
    • “@live.com”
    • “@msn.com”

という事態になってしまいます。
※”@hotmail.co.uk”などの.com以外のドメインについてはどのようになるか現状未定です

ご自身で保有しているドメインを利用している場合は特に影響はありませんが、もしこれらのアドレスをFromアドレスに指定してメールを送っているのであれば、変更しておかなければメールが届かなくなってしまいます。

時期が不明ではあるため、明確なタイムリミットはありませんが、いざ変更になってからでは手遅れになってしまいます。現時点で影響を受けないか確認をしておくことをおすすめします。
対応方法については以下の参考記事をご確認ください。

参考記事

SPFとは?
DKIMとは?
『なりすまし』を防ぐDMARCとは?
GmailのDMARC設定が変更されます