Developers Summit 2025 Summer出展レポート
メール配信サービスTwilio SendGridは、2025年7月17日・18日に開催された「Developers Summit 2025 Summer(通称デブサミ夏)」に出展しました。
デブサミ夏は、生成AIなどの技術トレンドや組織運営などのノウハウを共有できるエンジニア向けイベントです。SendGridはこれまでにも何度かデブサミへ出展してきましたが、今回も活気にあふれており、出展企業側としても刺激を受けました。本記事では、そんな当日の様子をお届けします。
展示ブースでのクイズ企画
今回は、会場の皆さんに楽しみながらメールの知識を深めていただけるよう、迷惑メール判定にまつわるクイズを実施しました。本記事をご覧の皆様もよろしければ少し考えてみてください。

問題:迷惑メール判定のリスクがあるのはどれ?(複数回答可)
この下に答えがあります
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正解は、A~Dのすべてです。こんなに色々な要素が影響するのかと驚かれた方もいるかもしれません。皆さんは正解できましたか?
会場の皆様の回答状況はこちらです。

1日目:青 2日目:赤
BとDと答える方が多く、回答数は拮抗していました。どちらも迷惑メール判定に強く影響する重要なポイントです。
Bの「送信者認証」とは、メールがなりすましではなく正規の送信者から送られていることを確認するための仕組みで、代表的なものにSPF、DKIM、DMARCがあります。SendGridでメール送信する場合、SPFとDKIMは簡単に設定できます。まだの方はぜひこちらを見ながら設定してください。
Dについては、新しく、または、久々に送信を始めるタイミングで注意が必要です。宛先からの信頼性(レピュテーション)が低い状態で大量送信すると、不審な送信者だと疑われ、迷惑メール判定されやすくなります。大量送信前には、通数を少しずつ増やしながら送信するIPウォームアップが必須です。
また、A・Cのように送信者名や件名が迷惑メール判定に影響することはあまり知られていませんが、実は重要なポイントです。これをきっかけにメールの内容を見直してみませんか?
メールを届けるためには、送信元の信頼性が非常に重要です。もっと詳しく知りたい方は、以下のブログをご覧ください。

クイズにご参加いただいた方にはエコバッグをお渡ししました
出展して感じたこと
メール業務に携わっていない方も、皆さん積極的にクイズに参加してくださったり、さらにはすべての選択肢が正解だと見抜いた方もいらっしゃたりと、メールへの理解や探求心に大きな刺激を受けました。
また、「メールが届きやすい」「メール配信ならSendGrid、エンジニアをしていれば必ず使うときがくる」といった嬉しいお言葉もいただき、お客様からの生の声を聞けるありがたさを改めて感じました。こうした学びと交流の機会を得るため、今後も継続してオフラインイベントに参加していきたいです。
Developers Summit 2025 KANSAI出展のお知らせ
次回は大阪開催のデブサミに出展します!こちらも活気のあふれるイベントで、最新トレンドなど情報収集をしたいエンジニアの方におすすめです。メール周りのお困りごとがあれば、ぜひ弊社ブースへお越しください。(去年の様子を知りたい方はこちら)
なかなか訪れる機会のない大阪での開催ということもあり、SendGridチーム一同楽しみにしています。デブサミ関西でお会いしましょう!