メールサービスを新しくしてロケットスタートを切ろう
- 2016年2月26日
- by SendGrid
- Category: 機能・使い方
この記事は New Year, New ESP: Change Doesn’t Need to Be Scary の抄訳です。
多くの会社では新年度を迎えるにあたって、エキサイティングな目標を立てて計画を練り、その成功にコミットすることかと思います。
しかし、何かを変えて新しいことを始めるのは、時に大変なことです。それがビジネスの基盤であるメールサービスとなれば尚更のことです。
そこで、新しくSendGridを始める人からよく訊かれる四つの質問に回答しました。また、充実したユーザマニュアルも用意しているので、ぜひご覧ください。
1. SendGridは到達率を保証していますか?
世の中には、到達率を保証するようなメールサービスもあるかもしれません。しかし、どのような環境であろうとも、到達率に最も影響するのはユーザ自身による送り方です。
それはたとえば、トランザクションメールなのかマーケティングメールなのか、どういった分野の内容なのか、どれくらいの頻度で送信しているか、宛先はクリーンなのか、といったものです。
SendGridのDeliverability Centerというツールを使うと、バウンスの理由を確認することができ、到達率を改善するための情報が得られます。Silver以上のプランでは、個別のアカウントに紐づいたトラブルシューティングを行うこともできます。
2. IPウォームアップのベストプラクティスはありますか?
IPウォームアップのベストプラクティスについては、トランザクションメールなのかマーケティングメールなのか、移行なのか新規なのかといった要素にも依りますが、いずれにせよセグメンテーションすることをお勧めしています。
セグメントごとに送信元IPアドレスを分ければ、それぞれ個別に到達率の向上を図ったり、エンゲージメントをトラッキングしたりすることができます。SendGridでは、固定IPアドレスをグルーピングするIPプールという機能があるため、沢山の固定IPアドレスを管理することも簡単です。
SendGridでは他にも、1時間あたりの送信通数閾値により固定IPアドレスを自動的にウォームアップすることができるIP Warmup機能があります。
閾値を超えたメールは、ウォームアップ済みの固定IPアドレスもしくは共有IPアドレスから送信され、ウォームアップが進むにつれて対象の固定IPアドレスへ移行していきます。
3. 固定IPアドレスはどのプランで利用できますか?
他のメールサービスと比べたSendGridのアドバンテージとして、安価なプランで固定IPアドレスを利用できることが挙げられます。
固定IPアドレスを利用すると、各インターネットサービスプロバイダに対して自分専用の信頼度を構築することができ、到達率の向上が期待できます。
Silver以上のプランでは、固定IPアドレスが一つ割り当てられます。Bronze以下のプランでは、送信元IPアドレスは他のアカウントと共有となります。
また、Silver以上のプランでは月額利用料を追加することで、利用できる固定IPアドレスを増やすこともできます。お申込み方法については、「固定IPアドレスを追加したいのですが?」をご覧ください。
4. トランザクションメールとマーケティングメールでアカウントを分ける必要がありますか?
SendGridでは、メールの種別ごとにアカウントを用意する必要はありません。
トランザクションメールとマーケティングメールのどちらも、SMTPもしくはWeb APIを経由して送信することができます。マーケティングメールについては、ダッシュボード上で編集して送信できる機能もあります。
おわりに
まだ疑問が残っているでしょうか?
ユーザマニュアル、APIリファレンス、FAQを日本語でご用意していますので、ぜひご覧ください。そして成功に向けたロケットスタートを切りましょう!