マーケティングキャンペーン機能でドリップキャンペーンを作成する方法

マーケティングキャンペーン機能でドリップキャンペーンを作成する方法

この記事は How to Create an Email Drip Campaign in Marketing Campaigns の抄訳です。

ドリップキャンペーンとは、ステップメールなどを利用して顧客と段階的にコミュニケーションを行うマーケティング手法です。

ドリップキャンペーンを実践してみたいけれど、どこから手をつけていいかわからない…という方もいるのではないでしょうか?ビジネスの目標に応じて、ドリップキャンペーンには様々な方法があります。そして、ドリップキャンペーンはマーケティング戦略の1つとして価値を提供してくれます。たとえば、新規顧客が製品を活用するまでのオンボーディングを支えたり、イベントへの参加やFreeプランからのアップグレードを促すことの助けになったりします。

マーケティングキャンペーン機能を利用してドリップキャンペーンを実現する

誰にどの程度の頻度でメールを送るかが決まれば、実はマーケティングキャンペーン機能でドリップキャンペーンを簡単に作成できます。具体的には以下4つの機能を使用して、ドリップキャンペーンを実現します。

  • カスタムフィールド
    宛先に関連したデータを保存するために使います。
  • セグメント
    メール受信者の詳細情報に基づいて条件を設定し、メール送信の際に条件を満たす宛先を抽出します。
  • エディタ(デザインエディタまたはコードエディタ
    宛先にあわせてパーソナライズしたコンテンツを綺麗にデザインします。
  • スケジュール送信
    メール送信のタイミングや頻度を決めて、自動的に送信します。

例題:プランのアップグレードを促すドリップキャンペーン

具体的な例題として、プランのアップグレードを促すためのドリップキャンペーンを考えます。今後、実際の現場でマーケティング戦略を考えていったとき、今回のワークフローに類似するドリップキャンペーンがきっとあるはずです。

はじめに、どのようなメールを送りたいのか、誰に送るのか、どの程度の頻度で送るのか、ドリップキャンペーンの各シナリオを下図のように定義しました。

ドリップキャンペーンの各シナリオ

ドリップキャンペーンの具体的な設定方法

シナリオが決まったので、実際にマーケティングキャンペーン機能を使ってドリップキャンペーンを作成していきます。具体的には以下の3ステップで作成できます。

ステップ1:はじめにContactsの中でセグメントを作成します。Contactsには、どのような「プラン」を利用しているのか示すカスタムフィールドを用意して、データをインポートします。

下図のような条件を設定することで、Freeプランを利用しているすべてのContactsを集めることができます。セグメントを作成すると、条件を満たすContactsが動的にセグメントへ追加・更新されます。

セグメントを作成

Tip:上記の例では「120日以内にメールを開封している」という条件をセグメントに追加しています。エンゲージメントの高い宛先に送ることは常に重要で、レピュテーションや到達性を守るのに役立ちます。エンゲージメントについてもっと詳しく知りたい方は是非「Sunset Policyの導入方法」を読んでみてください。

ステップ2:次にキャンペーンのコンテンツを作ります。マーケティングキャンペーン機能が持つ柔軟性の高いエディタを利用することで、メッセージを届けるための、しっかりとしたデザインのメールを作成することができます。

コンテンツの作成

Settingsメニューにある「Campaign Name」はキャンペーン一覧画面で識別するための名称で、SendGridではわかりやすくするために共通の命名規則を設けています。たとえば、「6月のアップグレード案内1」、「6月のアップグレード案内2」のようなイメージです。

なお、上図はデザインエディタの画面ですが、Campaign Nameの設定方法はコードエディタでも同じです。

ステップ3:最後に配信スケジュールを決めましょう。Settingsメニュー配下にあるスケジュール機能を使い、各メールごとに送信日と時刻を設定します。これにより、ログインやメール送信ボタンをクリックすることなく、自動的に適切な宛先へメール送信することができます。

それぞれの送信スケジュールを設定し終わったら、キャンペーンのサマリーページでスケジュールを確認してください。

送信スケジュールの設定

応用編:条件分岐

もっと細かく適切なキャンペーンにするために、以前送信したメールが開封されたかどうかなどの条件にあわせて自動的に分岐させることもできます。

たとえば、さきほど作成した「Eメール2」は次のように発展させることができます。

条件にあわせた分岐

「Eメール2 開封済」のセグメントの設定内容は以下のとおりです。

「Eメール2 開封済」のセグメントの設定

メールを使ったドリップキャンペーンは顧客との良好な関係を築くのに適した方法で、マーケティング戦略を支える1つの武器になります。マーケティングキャンペーン機能のセグメントやスケジュール配信機能を活用することで、自動化により手間の削減にもつながります。

SendGridにログインして、最初のドリップキャンペーンを作成しましょう!また、自分でドリップキャンペーンを作成する際に、どのようなセグメントを作ればよいのか?といったアイデアを学びたい方は、SendGrid’s segmentation best practice guideを確認してください。