フィードバックループ活用術

フィードバックループ活用術

この記事は Email Feedback Loops: Top 4 Tips on How To Use Them の抄訳です。

迷惑メール報告といった苦情はレピュテーションに大きく影響するため、誰が苦情を訴えたのかは知っておきたいところではないでしょうか?
フィードバックループを使えばそれができます。
フィードバックループはかつて、ISPが自身のネットワークを悪用されないようにするための監視ツールでした。しかし今ではメール送信者により、宛先リストをクリーンに保つためや、メールの配信プログラムの問題点を突き止めるためにも利用されています。

フィードバックループの仕組みについては、下図をご覧ください。
フィードバックループの仕組み

MAAWG: Complaint Feedback Loop Best Current Practices (April 2010)

苦情データの活用方法

  • 適切なメール配信ができているかをチェック
    苦情率をトレースしましょう。苦情率が高くなっていることが分かれば、苦情データから「メールがどのように受け取られているか」といった重要な手掛かりも得られます。メールの内容、送信頻度、宛先が適切か、よく確認しましょう。

  • 宛先リストをクリーンに保つ
    迷惑メール報告をした人に、メッセージを送りたいとは思いませんよね?だったらすぐにでもその宛先をリストから削除してしまいましょう。SendGridのユーザであれば、これを自動で行うようなルールをAPIを使って設定することもできます。これは高いレピュテーションを保ち、メールの到達率をより高くするのに効果的です。

  • 配信停止方法の確認
    「配信停止方法がすぐに分からなかったので、迷惑メール報告をした」なんてことはよくあります。配信停止機能は問題なく動作していますか?なかなか見つからないとか、配信停止が1クリックで済まないといったことはありませんか?意外に思われるかもしれませんが、配信停止機能が見つけやすい場所にあり、なおかつ簡単に使えるということは重要なことです。また、配信停止手続きをしなくて済むように、配信内容や頻度を選択できるような画面も用意するといいでしょう。
    レピュテーションのためには、迷惑メール報告をされるよりも、ユーザが自分で配信停止手続きをしてくれる方がずっと良いのです。

  • 購読プロセスの見直し
    苦情率が高い場合は、宛先リストの入手方法を確認してみましょう。新規の購読者を獲得するために、宛先リストを購入したり、別のリストを再利用したりはしていませんか?こうした場合のメールの配信は相手に許可されていない可能性があります。プライバシーポリシーや情報開示についても確認し、購読者の意向に沿っているかを見直しましょう。

苦情データへのアクセス方法

ISPにはそれぞれ独自のフィードバックループがありますが、全てのISPが苦情データを提供している訳ではありません。以下は、チェックしておくべきフィードバックループのリストです。各ISPの苦情フィードバックループのアプリケーションを実行し、承認されるのを待ちましょう。承認されれば、フィードバックメッセージとして苦情データを受け取ることができるようになります。これらの苦情データを受け取るための専用のメールアドレスも用意してください。

苦情データを受け取ったら、その苦情を訴えた人を直ちにリストから削除し、こういった苦情が発生してしまった原因について見直しましょう。ISPはあなたが速やかに対応するのを待っています。
ただし、トランザクションメール(何らかのアクションをきっかけに自動的に送信されるメール)の場合、リストからその宛先を外すかどうかは慎重に判断してください

SendGridはフィードバックループを利用できるか?

SendGridをご利用であれば、フィードバックループを利用するための手続きは特に必要ありません。すべてのユーザは自動的に、フィードバックループを提供している主なISPに登録されます。
SendGridはISPからの情報を受け、その宛先をサプレッションリストに追加します。Forward SPAM アプリケーションを有効にしておけば、迷惑メール報告を指定されたメールアドレスに転送することもできます。

メール配信に関するベストプラクティスについては、Email Deliverability Guide – メールを確実に届けるために をご覧ください。