迷惑メール度判定サービス 「MailGenius」のご紹介

迷惑メール度判定サービス 「MailGenius」のご紹介

迷惑メール度を判定してくれるサービスとして、これまでに「mail-tester」と「GlockApps」を取り上げてきましたが、今回は「MailGenius」をご紹介します。ユーザ登録不要で気軽に利用できるので、ぜひ皆さんも本記事を参考にお試しください。

概要

MailGeniusが指定するアドレス宛にメールを送信すると、様々な観点でチェックを行い、このメールが迷惑メールとして扱われてしまう危険度を100点満点で評価してくれます。
チェック項目ごとの詳細な採点理由を確認できるので、改善点を明確に洗い出すことができます。MailGeniusのチェック内容は以下の通りです。

  • SpamAssassinによる評価結果
  • 認証設定の適用状況
  • メールのフォーマット(件名、コンテンツなど)
  • 主なブラックリストへの登録状況(送信元IPアドレス、送信元ドメイン)
  • メール本文内のリンクの有効性

使い方

使い方をご紹介します。利用にあたってユーザ登録の必要はなく、無料で利用できます。

まずは「https://www.mailgenius.com/」にアクセスして、チェック用の宛先アドレスをクリップボードにコピーします。

チェック用の宛先アドレスをクリップボードにコピー

コピーした宛先アドレスに、評価対象となるメールを送信します。今回は、Domain Authentication設定を行っていないドメイン(※)から、Web APIでメールを送ってみました。

※ この場合、ヘッダFromとエンベロープFromのドメインが一致しない状態でメールが送られます(詳細はこちら)。

メールを送信したら「SEE YOUR SCORE」をクリックします。

「SEE YOUR SCORE」をクリック

しばらくすると判定結果が表示されます。画面左上に100点満点のスコア(今回は90点)、画面下部にチェック項目ごとの採点理由が表示され、エリアを展開すると詳細情報を確認できます。

それでは、採点理由で示された指摘に従ってスコアを改善していきます。

判定結果

今回は、DMARCおよびDKIMの設定とメールのフォーマット(コンテンツ)に問題があると判断されたようです。

DMARCおよびDKIMの設定とメールのフォーマット(コンテンツ)に問題があると判断

「DMARC」項目の判定結果の詳細を確認します。

DMARCレコードだけでなくSPFやDKIMの設定にも問題があることがわかりました。

「DMARC」項目の判定結果の詳細

そこで、「Domain Authentication」設定を行い、SPFおよびDKIMの認証に利用されるドメインとヘッダFromのドメインを一致させ、DMARCレコードも追加しました。DMARCレコードの登録を支援する機能はSendGridにはありませんが、設定を行う際にはぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

SPF、DKIM、DMARCの設定が完了したので、もう一度同じ手順でメールを送信し結果を確認してみます。

90点から98点までスコアが改善しました!(残り2点については、SendGridのトラッキング用URLの長さが120文字を超えていたため「HTML Body Best Practices」項目で減点されたようです。)

SPF、DKIM、DMARCの設定後の結果

さいごに

今回は、mail-testerやGlockAppsに並ぶ迷惑メール度判定サービスとして、MailGeniusをご紹介しました。

これら3つのサービスを比較してみます。

  • 判定結果の内容
    MailGeniusおよびGlockAppsではmail-testerよりも詳細な判定結果を確認できるため、これら2つのサービスはより深く改善点を洗い出したいユーザに向いている印象でした。メールボックスプロバイダごとの到達率を確認したい場合は、GlockAppsの利用をお勧めします。
  • 無料枠での利用回数上限
    mail-testerでは1日3回、GlockAppsでは計3回までといった利用制限があるのに対し、MailGeniusには制限がなく、より気軽に利用することができます。
  • ドキュメントの充実
    MailGeniusは各チェック項目に関するドキュメントが充実しているため、スコア改善のヒントになるのではないかと思います。

ご自身のメールの問題点を改善するための検証ツールとしてとても便利なサービスなので、ぜひMailGeniusをお試しください!

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