到達率を向上させるSendGridの仕組み

到達率を向上させるSendGridの仕組み

はじめに

あまり知られていないことですが、送信したメールが宛先に届くまでのプロセスは想像以上に複雑です。メールは宛先サーバによって厳しくチェックされており、条件を満たさない場合は弾かれ、宛先に届かなくなります。
メールを受信者の手元に届け、到達率を高く保つことは容易なことではないのです。

Twilio SendGridは到達率を上げるための様々な機能や仕組みを備えています。
この記事ではメールが届かない理由と一般的な対策、関連するSendGridの機能についてご紹介しますので、到達率にお悩みでメール配信サービスを探している方、SendGridをご利用中でさらに到達率を上げたい方はぜひ参考にしてください。

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メールが届かない理由

そもそもどうしてメールが宛先に届かないことがあるのでしょうか?代表的なものを紹介します。

宛先サーバによる判断

宛先サーバは、フィッシングメールなどによる被害が深刻化していることを受けて、不審なメールを受信者に届けないよう様々なチェックをしています。多くのメールは正しく判定されますが、中には、正当なメールであるのに迷惑メール扱いされてしまうケースがあります。
この原因は、突発的な大量配信をした、送信者の身元がはっきりしないなど、送り方や送信側の設定に問題がある場合が大半です。

受信者による迷惑メール報告

迷惑メール報告は、本来フィッシングメールやスパムメールを受け取った時にそれを通報するための機能ですが、正当なメールであっても、受信者が同様のメールをそれ以上受け取りたくない場合に利用されます。報告数が多いと不適切な送信者だと宛先サーバに見なされるようになり、その結果、メールを読みたい受信者にも届かなくなります。

到達率を高めるためのポイント

では、到達率を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?

重要なのは以下の3点です。

  • 送信者の身元を明らかにし、正当な送信者であるとアピールする
  • 適切な相手に送信する
  • 宛先に応じて、適切なタイミング・頻度・内容で送信する

これら全てを遵守してメールを送るのは難しいと感じるかもしれません。

そこでSendGridの出番です。
SendGridには重要なポイントを押さえてメール送信するための補助機能が提供されており、スムーズに送信を始められます。
メール送信時の一般的な対策と、関連するSendGridの機能について以下で紹介します。

送信者の身元を明らかにし、正当な送信者であるとアピールする

到達率を向上させるためには、宛先サーバから「正当な送信者」であると認識される必要があります。そのために欠かせないのが、送信者認証の設定とIPウォームアップです。

送信者認証を設定する

送信者認証とはメール送信者の身元を保証する技術で、SPFやDKIMなどがあります。なりすましではないと示すことで到達率の向上が見込めるため、ぜひ設定しておきましょう。

SendGridでは、SPF/DKIMの設定を補助するDomain Authenticationという機能を提供しています。これにより、SPFとDKIM認証を独自ドメインで行うことができるようになります。

IPウォームアップする

メールの正当性を判断する基準の一つが送信元IPアドレスの信頼度(IPレピュテーション)です。送信実績の少ないIPアドレスの信頼度は低い状態であるため、いきなり大量送信すると、宛先サーバに不適切な送信者だと判断される可能性があります。
新しいIPアドレスから送信を始める際は、必ずIPウォームアップしましょう。徐々に通数を増やして正当な送信者であると認めてもらえれば、大量メールも遅延なく送信できるようになります。

SendGridでは、追加した固定IPアドレスを自動的にIPウォームアップできる機能を提供しています。機能の詳細についてはこちらをご覧ください。

適切な相手に送信する

到達率を向上させるためには、送るべきではない相手への送信はしないことが重要です。バウンスしたメールアドレスや長らく反応のないメールアドレスに送信を続けると、ブラックリストに登録されたり、IPレピュテーションが下がったりすることがあり、その結果、到達率が低下します。

宛先リストをクリーニングする

定期的に宛先リストクリーニングをし、リストを最新の状態に保ちましょう。

SendGridは、バウンスなど何らかの理由で送信できなかった宛先をサプレッションリストに登録し、次回の送信を自動的に防ぐ機能をそなえています。
しかし、この機能だけでは、長らく反応がない宛先への送信は防ぐことができないため、Sunset Policyを適用してリストをクリーンに保ちましょう。

宛先に応じて適切なタイミング・頻度・内容で送信する

迷惑メール報告されないようにするためには、宛先ごとに適切な頻度・タイミングで、適切な内容のメールを送信することが重要です。しつこくメールを送りすぎていないか、迷惑メールと疑われやすい要素はないか確認するようにしましょう。
しかし、全ての人の満足がいくようなメール配信は容易ではありません。受け取るメールのコンテンツを受信者に選択させたり、配信停止をしてもらうのも到達率を低下させないための重要な選択肢です。

受信者にとって望ましい配信停止リンクを設置する

メールを望まない受信者がすぐに配信停止方法を理解できるような、わかりやすい配信停止リンクを設置しましょう。手続きが面倒だったりわかりづらかったりすると、迷惑メール報告されるリスクが上がり、到達率の低下につながります。

SendGridでは、受信者がワンクリックで配信停止できるリンクを簡単に挿入できます。配信停止されたメールアドレスへの送信も自動的に止まるため、管理が容易です。
また、受け取るコンテンツを受信者自身が選択できるPreference Centerも提供しています。受信者の興味に合わせた送信が可能になるので、是非活用しましょう。

配信停止リンクのベストプラクティスについてはこちらをご確認ください。

おわりに

今回は、メールが届かない理由と一般的な対策、関連するSendGridの機能について紹介しました。
メールを送るには入念な準備や注意が必要であること、また、SendGridにはそれらを補助する機能が多数提供されていることがお分かりいただけたでしょうか。

大変喜ばしいことに、多くのお客様からもSendGridの到達率の高さを評価していただいております。

「メールの不達がほとんどない」
「配信の到達率も高いので、そこで悩んでいる方は導入の価値ありです。」
(ITreviewより引用)

弊社では、日本語ブログドキュメント等で、メールの到達率向上に役立つ情報を数多く提供しています。弊社で契約すると、設定など利用方法でお困りの際に日本語のメールサポートも受けられます。

SendGridを使いこなし、到達率の高いメール送信を実現しましょう。

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